シェアガールとしてシェアリングエコノミーの普及に尽力されている石山アンジュさん。2019年2月26日に初の著書「シェアライフ 新しい社会の新しい生き方」が発売されることで話題となっていますね。
石山さんが推進するシェアリングエコノミーとは持っている人が余っている分をシェアすることで、する側もされる側も潤う仕組み、それを実現するプラットフォームです。
配車アプリサービスUber、民泊のAirbnbとったサービスが有名ですね。
石山さんはなぜシェアリングエコノミーに可能性を感じその普及に全力を投じているのでしょうか。その原点を探りつつ、石原アンジュさんの生い立ちやプロフィール、現在までの活躍について詳しくまとめしましたのでご紹介します。
それでは早速見ていきましょう!
この記事はサクッとこんな感じ!
シェアガール石山アンジュのプロフィール
氏名:石山アンジュ(安珠) いしやまあんじゅ
誕生日:1989年4月20日
石山さんは現在数多くの役職に就かれています。
内閣官房シェアリングエコノミー伝道師
総務省地域情報化アドバイザー
厚生労働省「シェアリングエコノミーが雇用・労働に与えるインパクト研究会」構成委員
総務省検討会構成委員
一般社団法人Public Meets Innovation 代表理事
一般社団法人シェアリングエコノミー協会渉外部長
総務省 地域情報化アドバイザー
国際基督教大学(ICU)卒。
在学中にNHK番組補佐を経験後、新卒で株式会社リクルート入社後。
HR領域で3年半従事した後、株式会社クラウドワークス経営企画、広報、政策渉外担当を経て現職。
ミスユニバースジャパン2010セミファイナリスト、2012横浜ファイナリスト。
2008年-2009年 日本テレビ イベントコンパニオン。
シェアガール石山アンジュのプロフィール(経歴):生い立ちについて
石山さんが12歳の時に当時42歳だったご両親が離婚されました。その後の25歳でシェアハウスに住むまでは特に長期間定住することなくご両親や、ご友人の家などを転々としたり、海外を放浪していたそうです。
父親は30歳でレコード会社を退職後シェアハウスを経営しており、家にはちょくちょく外国人が滞在する環境だったとのことで、石山さんのシェアリングエコノミーに対する原体験になっているのかもしれませんね。
既存の価値観に縛られることを嫌い、自由を愛する両親には幼い頃から「地球人になれ」と育てられたそうです。
シェアガール石山アンジュのプロフィール(経歴):大学時代
幼い頃からの夢である「ピース・メッセンジャー(国連が任命する、世界平和を訴える使者)」になることを叶えるため、日本では平和研究の体制が整っているということから、大学は難関ICU(国際基督教大学)に進学されます。ちなみに受験したのはICU一校のみだったそうです。目標に対するコミット力が半端じゃないですね。
しかし石山さんが大学3年生の冬に転機が訪れます。2011年3月11日、東日本大震災です。この出来事がきっかけで、大きな方向転換をすることになったと語っています。
震災が起こった際に海外に行くきっかけがあり震災直後にベルギーへ滞在。大学が再開したと同時に一度帰国し、ゆっくりこれからのことを考えようしていた矢先、リクルートでの面接機会を得て、そこでリクルートの柏木斉社長(当時)から人生を変える言葉を受け取ります。
「あなたは、この多くを失った日本でも、ゼロからやり始める人間にならなくてはいけないのではないですか」
震災体験とこの言葉により、石山さんの目標も夢を追いかけるからゼロから何かを作り出すに変化したようです。
実際に夢があってもこういう大震災など、いきなり今日当たり前だったものが、明日なくなってしまうようなことが今後いくらでも起きてしまう時代の中で、自分がやりたいことや、自分にしかできないことを実現する為には、「“自分にしかない、オリジナリティーや強み”を、まずは作らなきゃいけない」と思うようになったんです。
『夢を追いかけるのも大事だけども、明日焼け野原になっても、ゼロから1を生み出せる人材になりたい。
日本全国が震災の影響で悲観にくれる中、そこから自身の目標を再定義し動き出す。本当に強い方だと思います。
シェアガール石山アンジュのプロフィール(経歴):リクルート〜クラウドワークス
リクルート入社後は法人営業として勤務し、3年がたった所で大企業ゆえの組織的な歪みや課題を目の当たりにし、「個人と組織が対等で、今以上に自由になれる選択肢はないのか」と考え答えを求める中、「クラウドソーシングに出会い」フリーランスで働く個人と企業の仲介をするクラウドワークスに転職。クラウドワークスでは数々の役職を経験しながら、シェアリングエコノミーの普及に全力を注がれています。
やはりそこには幼少期の体験と震災の時の体験がベースとなっているようです。
銀行に預けた多額の貯金も、車も家も震災で破壊され、家族を失ったら何の意味もなさない。必死に長時間働いて貯めた貯金では「安心や幸せは買えない」と、大震災を経て多くの人が痛感したはずだ。
「たとえ明日日本で震災が起きて、何もかも失ったとしても、人々が生きていける社会をつくりたい。それができるのがシェアエコだと思っています」
そこで頼れる他者との結びつきやコミュニティーこそが現代の「資産」なのではないかと考える。
シェアガール石山アンジュのプロフィール(経歴):現在の活躍
石原さんはシェアガールとしてシェアリングエコノミーに関する数多くの活動に参加されています。
一般社団法人Public Meets Innovation代表理事
2018年には 代表理事として一般社団法人Public Meets Innovation(通称PMI)を立ち上げられました。
PMIはイノベータとパブリックを新たな視点でつなぐコミュニティをつくり10年後・50年後の当たり前を提案しイノベーションの社会実装が当たり前になるエコシステムの構築、またその先にパブリックな視点をもった新しい次世代リーダーを育成し未来を似合うリーダーを輩出するミレニアル世代のシンクタンクを目指していきます。
一般社団法人シェアリングエコノミー協会渉外部長
石山さんは現在一般社団法人シェアリングエコノミー協会の渉外部長として、数多くの公演を行っています。
シェアリングエコノミーが、これからの日本経済の発展を支える仕組み・概念の一つになることを目的に、今後この協会が中心となって様々な活動を行っていきます。法的な整備をはじめ、事業者やユーザーが前向きにシェアリングエコノミーに参加し、盛り上げていける土壌を作っていきながらも、トラブルなどあらゆることを想定し、対応策を整えていきます。そうすることで、シェアリングエコノミーが持つ可能性を、豊かな社会の実現につなげていきたいと考えています。
一般社団法人シェアリングエコノミー協会
シェアリングエコノミー伝道師
石山さんは2017年3月からシェアリングエコノミー伝道師としても活躍しています。
シェアリングエコノミー伝道師とは、地方におけるシェアリングエコノミーの導入推進について、豊富な知見を備えた人物に与えられる役割。地域内外における関係者の仲介役となり、シェアリングエコノミーを地域独自の課題解決の手段のひとつに位置付け、安全・安心・快適な地域環境の整備を図ることが期待される。
シェアリングエコノミー伝道師
まとめ
シェアガール石山アンジュのプロフィール(経歴)まとめ!生い立ちから現在の活躍もと題して、シェアガールこと石原アンジュさんの経歴やプロフィール、現在の活躍を簡単にまとめてお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?
シェアリングエコノミーの今後としてはやはり「業法」と呼ばれるサービス体系ごとの法令と現在のサービスをどう融合させるか。サービス自体の安全・信頼性の確保(含む業法規制面)および認知度の向上が課題となっています。
石山さんは政府関係での仕事もされていますので、シェアリングエコノミーの今後を担うキーパーソンとなっていくのは間違いありませんね。
シェアリングエコノミーを中心として数多くの役職を兼務している石原さん。今後のさらなるご活躍に期待ですね。
それでは今回はここまでとさせていただきます。